言わなくても伝わるし、言われて伝わることもある

私はなんの役職もない、ただの一会社員。組織人として上司、所属組織の意向に沿うのは大前提。それがたとえ相手組織の方針に真っ向から反対だったとしても。

というわけで社内打ち合わせにて相手組織の意向に沿わないことを発言して、ひどく反発される。

不平不満や意見を私に言われても、上司や組織方針に沿ったことしか私は担当として言えないし、そちらの組織のトップであるあなたが私の組織のトップと交渉して社内方針合わせてくれよ…もう私(担当者)がどうこうできる話ではないんよ…やれやれ仕事とはいえきっついなあ、まあ仕方ないなあ。

そんなわけで、社内打ち合わせでは、相手方に強く反発されて終了。まあ向こうも仕事だからそんなもんだとは思うけど、憂鬱だなあ。本当に気が滅入る😵

と思ったら、閉会後すぐに相手グループの方(トップではないが偉い人)から電話がかかってきてね📞また、なんか難しい依頼だろうか、それともお怒りの電話だろうか。嫌だなあ。でも仕事だしなあ。

と思いながら、電話に出る。

そうしたら「難しいお立場なのに、ご無理を言ってすみません。」っていうお気遣いの電話で。

あなたがどうしようもできない立場なのはわかってる。うちの状況が厳しいとはいえ、トップがかなりきつく、無理を言ってすみません、大丈夫ですか。
こんな感じの連絡でね。

泣きはしないけど、見てる人は見てるし、分かる人はわかってくれてるんだなって。月並みだけど感激してしまったよ。チョロいかもしれないけど。

私は別に相手組織が憎いわけでは全くないし、寧ろできるだけ何か貢献できたらと思ってる(そもそも同じ会社で、結果としてではあるけど反目しがちというのが悲しい😢)けど、それができない。っていうのを直接相手に言ったわけではないけど、伝わるんだなって。

それと同時に、会話一つでこんなに救われるのか、とも思ったよ。正直恨まれてる、嫌われてるのかな、使えないやつだなって思われてるのかな。でもそれも仕方ないかなと思ってたので。

私はおそらく薄情なので、「余計なことしない方が良いのかも」と会話をしようとしないんだけど(多分良くない)、やっぱり会話はした方が良いんだろうね。

今後自分もそういうことをできる人になりたいな。

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